更紗の国から:about
2013-10-16T10:54:24+09:00
sarasa-reisia
手描きジャワ更紗Reisia 藤井礼子
Excite Blog
ジャワ更紗Reisiaのこと、私のこと・・・
http://canting.exblog.jp/8858243/
2008-08-01T18:57:00+09:00
2013-10-16T10:54:24+09:00
2008-08-17T19:19:31+09:00
sarasa-reisia
about
インドネシアのジャワ島で
手織りのシルクに
手で蝋付けした更紗を作っています
シルクも更紗も
従来のものとは違うもの・・・
「世界に一枚だけ、あなたと出逢うために生まれてきた更紗」
これがジャワ更紗Reisiaのコンセプトです
ジャワ更紗Reisiaをプロデュースしているのは
私、藤井礼子です
学校を卒業後
4年間石油会社に勤務
その後
1988年から2009年までの21年間を
海外で過ごしました
現在は東京在住です
住んだ国は
アラブ首長国連邦 サウジアラビア 香港 インドネシア シンガポール
5カ国の中で
もっとも長い期間生活したのがインドネシアで
それは、ちょうど11年でした
インドネシアに住み始めてしばらくして
私は、手描きのジャワ更紗と出会いました
その更紗は
ジャワ島北岸のプカロンガンという村で
「花更紗の神様」と呼ばれている人が
作っているものでした
とても細いチャンティン(蝋付けの道具)で
精巧に描かれた模様
私は息を飲んで
その美しい模様に見入りました
あの時の感動は
今も忘れることが出来ません
私がジャワ更紗に魅入られた瞬間でした
あの時からずっと
私はジャワ更紗の側にいます
最初は自分の為に作っていた更紗
でも、しばらくして
更紗の工房が厳しい状況に置かれている事を知りました
手描きの更紗は
制作に少なくとも3ヶ月、長いものでは1年の歳月を要します
その為に価格が高くなり
インドネシア国内では
更紗の柄を印刷した安価な布に押されて
倒産する工房が続出しています
幼い頃から
蝋付けの技術を磨いてきた職人も
生活の為に都会の工場へ働きにいき
蝋付けの仕事を離れていきました
このままでは
高い品質の手描き更紗は作れなくなってしまう
何とかして守らなければ・・・
それが
私が更紗を作り始めた動機です
日本の気候や風土にあった更紗を作って
ご紹介しよう
そうすれば、きっと手描き更紗の職人さんたちは
ずっと仕事をしていける
そう思いました
素材のシルクは
野生の蚕から紡いだ糸を
手機に掛けて織っています
その布は
表面に凹凸があるシルクになるのですが
その布にチャンティンで蝋付けするのは
高い技術を持った職人にとっても
大変難しいことです
しかし
その困難を乗り越えたところに
今まで誰も見たことがなかった
ジャワ更紗が生まれます
かつて
中東の砂漠の国で見た
美しいイスラム寺院
香港の
アンティーク店で見つけた
精巧な刺繍
そんな世界中の美しいモティーフを
ジャワ更紗の蝋付けで表現したいと思っています
あなたと出逢うのは
どんな更紗でしょう
長い時間を掛けて作り上げる
Reisiaのジャワ更紗
今度その更紗を手にするのは
きっと
あなただと思います
現在、Reisiaが制作しているのは
帯地とストールです
また、テーブルセンターや壁描けも
ご要望に応じてお作りしています
ご質問やオーダーなど
どんな事でもお気軽にメールをお送りください
ゆっくりとご相談しながら
あなただけの一枚をお作りします
更紗の工房で・・・
職人さんに「帯」の実物を見てもらいました
]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/